奈良競輪の「スポーツニッポン杯争奪 三笠賞(FⅠ)」は27日、12Rで決勝戦が行われ、青木瑞樹(26=岡山)が番手捲りでS級初優勝。2着は三谷将太、3着は岡崎智哉だった。10Rガールズ決勝は児玉碧衣(31=福岡)が3連勝で通算194V。11RのA級決勝は小嶋敬二(56=石川)が通算100Vを達成した。

岡山の結束が実を結んだ。S級初優勝の青木は後輩に感謝しきりだった。
「急な追加で来てくれた猿楽君のおかげです」
岡崎―三谷、吉田―松谷―松坂、猿楽―青木で周回。残り2周半で猿楽が吉田を突っ張り主導権。最終2角過ぎに3番手の岡崎が捲ってくると、青木が3角番手捲りで制した。
「車番が悪かったし、出てみて取れたところからと。後ろ攻めかなと思っていたら、前が取れたので。猿楽君はどんどん上がっていく感じで強かった。捲る時はしゃくられないようにと気をつけていました」
奈良初出場だった5月のFⅠでS級初決勝(6着)。2度目の参戦でS級2度目の決勝入り。そして、最高の結果が待っていた。今回の優勝で、来年はビッグレースに初めて出場できる可能性が出てきた。
「今後は自力でしっかり勝てる脚をつけていきたい。このままでは大きいレースに出ても、出ただけになってしまうので」
さらに精進を重ねて、もっと上のステージを目指していく。次走の川崎FⅠ(8月17~19日)も目が離せない。(亀田 克也)
◇青木 瑞樹(あおき・みずき)1999年(平11)9月3日、鳥取県出身の26歳。中央大卒。岡山の123期として23年4月プロデビュー。25年1月S級へ昇級。通算成績は268戦88勝。通算8V。S級優勝は今回が初めて。1㍍67、73㌔。血液型A。


